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2013年07月02日

龍門小唄。

有田は鯉料理がいただける町でもあります。
龍門峡という渓谷があって、
キャンプしたりできるんですけど、
その近くに、
「竜泉荘」さんと、「龍水亭」さんがあり、
どちらも趣のあるお店です。

龍水亭さんに行った折、
お箸袋に
「龍門小唄」と題された一連の唄が印刷されていたので、
なんとなくいいな、とおもって、
いつもみえるところに貼ってあるんです。

たぶん、
お箸袋に印刷されてるので公開しても大丈夫ですよね、

作詞
龍水亭初代店主 徳永平次

(一)
ここは龍門よいところ
岩山眺めて道すがら
春は桜もちらほらと
黒髪山の登り口

(二)
龍門公園よいところ
一度来てみりゃ二度三度
鯉のあらひにうたたねの
河鹿の鳴く音に夜がふける

(三)
龍門公園よいところ
紅葉尋ねて龍門峡
辿る山路に恋の色
粋な音締の三下り

(四)
龍門公園よいところ
冬はつららの雪景色
小鳥さえづる山辺辺りに
枯れ木に花咲く六つの花


意味がよくわからないところもあるけれど、
調べてみると勉強になり、
面白いな、とおもって眺めてるのでした。

きょうもお読みいただきありがとうございます。


by 幸麓窯  


Posted by 幸麓窯 at 16:41Comments(0)有田のこと。

2013年04月22日

陶山神社。

すっかり日も長くなり、
青い空と緑の新芽は、なんだか初夏を思わせます。

そんなきょう、陶山神社へお参りしました。
陶器市のメーン通り。


はじめて焼き物好きの友達に誘われて
陶器市を訪れたことを思い出します。

上有田駅からたくさんのひとのあいだを
くぐりながら、
いろんなお茶碗をみるのってほんとにたのしくて、
今でもお気に入りの焼き物に沢山であった路地や
お店を覚えています。

ゆけどもゆけどもお茶碗とひとがいっぱいで、
なんかおやつでも食べたりしながら、
途中のお店でごどうふ定食食べたんです。

あー、端っこに辿りついたァ、
みたいな達成感(笑)

ネコ好きの友達が、
買おうか、どーしよっか、って
いろんなところで迷っているのを、
「買っちゃえ、買っちゃえ」と
冷やかしてるばかりのワタシ^^;

そんな物語が沢山繰り広げられるのでしょう。

さて、写真では見えにくいですが
とおくにみえる道路右手の赤い看板、
佐賀銀行を右折すると陶山神社です。

神社の空気は清々しくこころ洗われます。
さくらの季節、
手水にはなびらひとひら浮かんだ場面は、
こころのフィルムにいつも浮かんで
微笑ましくさせられます。

神社への階段を上るとそこは突然踏切のない線路で、
ハウステンボス号も通り過ぎます。

こんな感じ。http://bit.ly/11oIfLb


新緑とつつじ。

磁器の鳥居のうしろ姿。

日々の無事としあわせに感謝して手を合わせ。

こじんまりとしているけれど、
みどりに囲まれいろんな発見がある陶山神社。
ぜひ1度訪れてみてください。

きょうもお読みいただきありがとうございます。


 by 幸麓窯  


Posted by 幸麓窯 at 18:30Comments(0)有田のこと。

2013年03月06日

『陶助おこし』で、お雛さま。

きょうもぽかぽかお天気です♪
遠く国見の山もきょうはきれ~いに見渡せます。
気持ちいいなァ・・^^

でももう、夕暮れの日射し。
だけど秋には3時ごろにはもうこんなだから、
すごく春ってすでに日が長いのかなぁ・・?

ところできょうは、
有田のお菓子の紹介です。

『陶助おこし』という名の
おこしなんですが、
わたしも最近知ったばかり。

有田のひとでも
知ってるひとと知らない人がいるようで、
知ってるひとは、とっても絶賛です。


・・きょうまで、お雛様の器で。

ふわふわってポン菓子の大きなおだんごみたい。

泉山の近くでこっそりひっそり
手作りで商いをされているそうです。

有田といえば、
「ごどうふ!」が名物ですが、
「陶助おこし!」とこたえられたら、
知ってるひとにはうれしいことです。

そうだ、
きょう、ウグイスの初鳴き♪を聴きました。
梅も咲き誇って、春ですね~

きょうもお読みいただきありがとうございます。


by 幸麓窯  


Posted by 幸麓窯 at 17:00Comments(0)有田のこと。

2013年01月18日

雪の話。

今朝雪が積もったもので、
うれしくて幾つか写真を撮りました。

まず、朝起きたら窓の向こうの山茶花が、
雪の重みでぐーっと近づいていたのでびっくりしました。

栗の木もいっぱい雪をまとっています。

お天気もよく、朝日が射してキラキラきれい。

それゆえ雪はお昼にはどんどん溶けてゆきました。
真っ白だった山の雪もちらほら・・。


* * *

夕方帰ると、
庭ではまだきれいな真っ白の雪がいっぱい積もったままだったので、
雪だるまをつくったのですが、
ちょっとおばちゃんみたいな雪だるまになってしまいました^^;
ついでにビールも雪で冷やしました。

きょうは、あんこう鍋です。
あんこう、贈ってもらっものです。
あったまろ♡

みなさんも、元気と笑顔でお過ごしください。

きょうもお読みいただきありがとうございます。


by 幸麓窯  


Posted by 幸麓窯 at 18:39Comments(0)有田のこと。

2012年11月19日

有田の町にサンタさん。

泉山のご注文を沢山いただき、
また、しん窯さんの薪窯にお世話になることになりました。

たこ唐草やお好みの文様で。


夜中も火を見守り、朝方終了。
今度の窯は、どんなでしょう。
きれいにあがっていますように☆〃

ところで、あれ、なんだか遠くに・・。

近づいて。。

近づいて。。

誰か煙突に入りよらす。(入ろうとしてる。)

あやしいひとじゃなかったね、
この季節街に増える、サンタさんでした!

このへんにはぜんぶで10人のサンタさんがいるそうです。
たぶん、まだ5人くらいしか見かけてないけど、
たのしい季節と煙突がたくさんある、
有田の町ならではの風景でした。

きょうもお読みいただきありがとうございます。


 by幸麓窯  


Posted by 幸麓窯 at 16:54Comments(0)有田のこと。

2012年11月07日

立冬の帰り道、もみじ狩り。

きょうは立冬。
お天気はよく、けれどちょっと冷えましたね、
お日さまがでたりかくれたりで、
はながぐずぐず、くしゃみも><たくさんしてしまいました。。




そんなきょうの帰り道、
そろそろ有田の紅葉をご紹介しなくては!
枯れ木になっちゃう~と、
カメラ片手に歩いて散歩しましたよ。

うえの写真はしん窯さんから卸団地へのぼってくだる坂道の途中。
したの写真は我が家のもみじです。



黄色やオレンジと、まだみどり色の葉が
まじってきれい。



♪もみじの葉っぱはきれいだなぁ~



見上げると、冬枯れを思わせる木に、
かわいい葉っぱと木の実がちょこん。



ここには載っていませんが、
柿の実が1個だけ写ってる写真があって、
あ、まだ残ってた、って気づいたり。

毎日忙しいけれど、
うえをみあげる時間も貴重♪って、
歩くのってたのし~☆なんて、
おもった午後でした!

きょうもお読みいただきありがとうございます。

※11月11日(日)は
誠に勝手ながら都合によりお休みさせていただきます。
どうぞよろしくお願いいたします。

 by 幸麓窯  


Posted by 幸麓窯 at 19:07Comments(0)有田のこと。

2012年10月29日

イベントいろいろ。

おつかれさまで~す!

そろそろ秋の行楽疲れをしていませんか?
なーんて、それはわたしでした(^^;)

有田の秋といえば、
10月のおくんちもそうですが、
11月の秋の陶磁器まつりもそうですね。
今年は20~24日に開催されるそうです。

そして、陶山神社では、
23,24の両日に、
アリタマルシェなるものも開催されるようです。

上旬にも窯元市がありますし、
11月がいちばん賑やかなのかもしれません。

さて、幸麓窯では毎年恒例、
『ありが陶市』、おかげさまをもちまして、
8回目を数えることになるのですが、
今年はゆる~く、なんとなく、
テーマも決めずにやりましょう、ということに
決まりました☆
「おちゃわんマルシェ」みたいな感じですね!(笑)

11月はいつおみえになられても、
「ありが陶市」。
およろこびいただける価格と
品揃えをがんばりマス☆

なお、11月3日(祝・土)と、11日(日)は
誠に勝手ながら、都合によりお休みとさせていただきます。
どうぞよろしくお願いいたします。

きょうもお読みいただきありがとうございます。


あったかコーンスープ具沢山♪


by 幸麓窯  


Posted by 幸麓窯 at 17:48Comments(0)有田のこと。

2012年10月16日

有田はおくんちです。

『有田izumiyama 原点海帰☆作品展』
at アトリエ宿根草.(9/22~10/21)のご案内。→コチラ

きょうはほんとうに暑い1日です!
ほとんど風がないからでしょうか、
Tシャツでぜんぜんちょうどよい1日でした~♪

有田ではきょうとあしたがおくんちと決まっています。

おくんちには、
町の人々が一生懸命練習された踊りを披露してくれます。
あしたには、晴れると駅前の通りでやっぱり踊りなどが
披露され、(こどもたちの可愛い踊りもありますよ♪)
雨では体育館に場所移動。

そして、お料理。

毎年ご紹介している、栗おこわとにごみです。


今年は里芋、れんこん、こんにゃく、厚揚げ、栗、あずきでにごみ。

おこわは栗とあずきがアクセント☆

彩でおなますとほうれん草のお浸しを。

あずきの甘みがほんとにおいしいのです~♪
普段は煮崩れ禁止ですが(笑)この日ばかりは
解禁です!

全国いろんな場所でおくんちってありますね、
みなさまの住んでいる地域では、いかがですか?

それでは、
よい1週間をお過ごしください!

☆お知らせ☆
宿根草.ラスト1dayは、夕方よりジャズピアニスト、岩崎大輔さんのライブ♪♪

   『岩崎大輔 JAZZ Piano / AUTUMN ♪ LIVE』

   日時:10月21日(日・作品展最終日) PM4:00~開演
   チケット:¥3,500 こちらはアトリエ宿根草.さんにお申し込みのうえ、
                 チケットをお求めいただきます。 

     ☆ライブ終了後、お茶のお点前もあります。(こちらは参加無料。)
     ☆ワンコイン・アルコールも準備しています。

きょうもお読みいただきありがとうございます。


by 幸麓窯  


Posted by 幸麓窯 at 17:08Comments(4)有田のこと。

2012年10月10日

『質実庫』というところ。



りんごです~長野です~♪

もうずっとまえに訪れた思いでの林檎です。
かわいくってとっても印象的だったのです。
林檎の季節も秋ですよー☆

・・ということで、
林檎はないけれど、栗の木のたくさんある道端に
遊びにゆきました。

道端には1軒のおうちがあって、
その先には、有田焼のギャラリーがあるのです。

有田の道を脇道に入って、
ぐんぐんのぼってパン屋さんを過ぎて
もうちょっと登ったところ。

12日まで開催の「岩永浩展」があっています。

隆則が遊びにいったところ、
仕事帰りのわたしも呼んでもらって、
ひさしぶりに有田のギャラリーでゆっくり
有田焼を眺めました。

浩さんの作品は染付が主ですが、
今回も、りすやうさぎ、鳥などの生き物が
季節の植物と一緒に
生き生きと描かれていました。
変わった形のお重もありましたよ。

青空のもと、のんびりとしたひとときを過ごさせていただきました。

このブログを読んでいただいているなかのおひとりも、
行かれたとか。→(むっちゃんのことですよ。めんたいこありがとう☆)

ちょっと隠れ家的なギャラリーですが、
有田ならではのロケーション。

よかったら、訪れてみてください。

きょうもお読みいただきありがとうございます。


by 幸麓窯
  


Posted by 幸麓窯 at 19:10Comments(0)有田のこと。

2012年10月06日

秋の風景。

『有田izumiyama 原点海帰☆作品展』
at アトリエ宿根草.(9/22~10/21)のご案内。→コチラ



先日お参りに訪れた有田の陶山神社です。
願いを叶えるお札があたらしく置かれていました。
秋の心地よい風が吹く、気持ちのよい午後でした。
はやくなった日暮れで西日が眩しく射していました。
誰もいない境内で、おみくじを引いてちょっとのんびり。



うちに帰るとコロコロコロコロ。
弾けた栗の実が転がっています。
弾けたイガイガのなかからかおをのぞかす栗の実も。

栗の実むきも慣れたものです、
今月はおくんち。
おいしい栗のおこわを作りますから、
おいしい栗がたくさん生っていますように!

きょうもお読みいただきありがとうございます。

よい週末をお過ごしください。


by 幸麓窯  


Posted by 幸麓窯 at 15:39Comments(0)有田のこと。

2012年08月15日

「いつも何度でも」 in 有田。

終戦記念日。

雨降りに地面に落ちたさるすべりの花をみつけました。
見上げると、ちらほらと咲いています。
さるすべりの花びら、大好きです。
いつも、水に浮かべてみます。



その一方で、
局地的な雨がまた多くの地域を困らせているようです。
地盤がよわくなっている箇所は少なくないでしょう、
雨には油断せず、お気をつけてお過ごしください。

きょうは、有田でのうたのコンサートのお知らせ☆です。

2012年10月11日(木)18:30~

ウクライナのナターシャ・グジーさん。

『千と千尋の神隠し』で主題歌となった、
「いつも何度でも」を歌われている2008年の動画がありますので、
よかったらご覧ください。

0:16から彼女のきれいな日本語でのメッセージ。
5:18から5分弱の演奏です。

Nataliya Gudziy sings "Sprited Away"
http://www.youtube.com/watch?v=ry_WACFd8Ds

ジブリ作品はめずらしくあまり見たことがないわたしですが、
『千と千尋…』も実はみていないのですが、
この歌は曲の旋律も美しくとても好きで、
ドイツのママにも日本語のCDをプレゼントしたくらい、
平和のうただなぁーとやさしいうただなぁーと、
つよく感じたことを憶えています。

(たぶん、中東がひどい頃で、
この歌を空から流したらどんなものか、、と
真剣におもったことを思い出しました!)

やさしく、力強いメッセージを、
届けようとしている彼女。

いまから10月がたのしみです。

場所は、音響のとてもいい有田炎の博記念堂ホール。
前売り券は2000円です。
もしも、有田で彼女の唄を聴きたいという方がいらっしゃれば、
チケットの手配をしますので、
左上の、オーナーへメッセージから
ご連絡ください。

きょうもお読みいただきありがとうございます。


by 幸麓窯

  


Posted by 幸麓窯 at 11:30Comments(0)有田のこと。

2012年06月04日

車いすマラソン大会@有田

先日アップしたドクダミ草、
コメントいただいたムシ刺されに効く焼酎漬けを作ろうと、
さっそく花と葉を洗って天日干し中です。^^
(きょうはお日さまでてないですけど。。)

さて、きのうの日曜日、
快晴の運動日和のなか、
有田では車いすマラソン大会が行われました。



車いすマラソンというと、大分のイメージですが、
有田でも毎年開催されているのです。

わたしは今回、初参加(いや、応援^^)。

朝の日は爽やかで、日光浴には快適なお天気。
そんななか、続々と九州各県から選手たちが集まって。
小学校の講堂で開会式。
4つのお子さんから70代の方まで、
100名近くの参加者のみなさん、がんばって!

沿道から、「がんばって~」と送る
拍手と声援に、
こちらをみて、「はい」って笑顔で車いすを走らせる女のコ、
一生懸命ななか、ちらっとこちらをみて微笑んでゆかれる
長距離レースの方。

どこまで応援が届いたかわからないけど、
坂道を越え何度も折り返すお一人おひとりの姿が
まぶたにやきつきます。

ウグイスやひばりのさえずりが響く、
のんびりとした空気の中での、
こじんまりとした大会。

有田にお住いの車いすの方の呼びかけではじまり、
地域とボランティアの力で運営されている大会と聞いています。
がんばったみなさんに、おつかれさまです!

わたしとしては、今年初めての日焼けをしてしまいました♪

今日もお読みいただきありがとうございます。


by 幸麓窯  


Posted by 幸麓窯 at 15:37Comments(0)有田のこと。

2012年01月25日

小雪舞う・・



きょうもきのうとおなじように、
綿雪がいっぱい舞っていました。

いまは、
夕暮れの太陽が眩しく輝いています。

山の頂には真っ白な積雪。

まったく積もらない雪に、
すぐに積もっていた昔がなんだか
懐かしいような。

積もれば困る、
おとなの事情が増えたからでしょうか。

それともめったに積もらないから、
印象的だったのでしょうか。

きょうは隆則、きのうからのしん窯さんでの
登り窯焚きのつづき。
九州のNHKで放送されるというドラマの撮影シーンに
おつきあい。



ちょっとだけ演技の見本をさせてもらったんですって。
放送はまだまだ先と思いますが、
たのしみです。

きょうもお読みいただきありがとうございます。


by 幸麓窯

  


Posted by 幸麓窯 at 16:51Comments(0)有田のこと。

2011年11月09日

「陶磁器まつり」のリーフレットをみました。



ことしの秋の表紙です。

なんだかイベントてんこ盛りで、
とても充実していて驚きました♪

限定メニューに参加されてるお食事処も増えているようで、
どれもとても美味しそう♪
イベントは、
展示・体験・まち歩き・演奏会etc…。
「大正モダンカフェ」なんて、
なんてこころくすぐるネーミング。
棚田米の試食会。

わたしがこのお仕事でなかったら、
ぜんぶまわりそう~です。

残念ながらこのリーフレットに幸麓窯は載っていないのですけれど、
とても魅力的に仕上がっていて、
博多駅なんかで気軽に手に取っていただけたら、
とってもたくさんのお客さまで賑わいそう。

やっぱりお出かけ前に、
みんなでリーフレットを眺めながら、
順路を決めたり、ここで食べようよ、って話したり、
旅とか遊びは、
プラン+お出かけ+思い出。
一粒で三度おいしいものですもんね。

効率よい1日のためにも、
ぜひ、一度目を通してお越しいただきたい。
もしもリーフレットほしいな、と思われる方は、
有田観光協会TEL095(54)32121
または、
幸麓窯までお問い合わせください。
お送りします♪(観光協会には未確認ですが。。)

そんなこんなで、
幸麓窯:秋の「ありが陶市」は、
11月19日(土)から23日(水・祝)までの開催です。

きょうもお読みいただきありがとうございます。


by 幸麓窯  


Posted by 幸麓窯 at 18:23Comments(0)有田のこと。

2011年10月23日

「伊万里」と有田。その参

雨もあがって、小鳥がさえずる朝。
日も射しています。

・・さて、わたしがいちばん印象に残ったこと。
それは、初期伊万里の作品には、
のびのびとおおらかな、勢いがあるということ。
それには理由があって、
ど素人のわたしだからいま頃知ったのかも
しれないのですけど、
その頃の時期は素焼きをしていなかったそうなのです。
だから、
筆の走りがよかったんだそうです。
素焼きをすると、焼き物が吸水してしまうので、
筆が走りにくいのですけど。

そういえばゆっきちゃんも
その昔は生の素地に絵付けしていたそうです。
(生かけ焼成っていうのですけど。)
生の素地に幼い隆則はびびっていたそうです(笑)。

ずっとまえ、
ゆっきちゃんに連れられて陶磁文化館を
訪れたことがありました。
(軽トラックの助手席で緊張。。)
初期伊万里をまえに、
ずいぶん雑だな、なんてことを思ったものですが、
当時の職人さんたちは、
なにを思いながら仕事に向き合っていたのでしょう。

陶磁文化館の鈴田館長さんから、
研究という名目でいろんな歴史的な
器を説明していただいたことが何度かあるのですけど、
館長さんはいつも、
絵付けの細かな技法について、
陶磁の職人さんの思いを想像してらっしゃいました。

残るものには、ひとのこころがあるのですね。

アートするのはひとだけです。

この図録は、有田の古窯、天神森窯の
出土品からはじまります。
天神森窯は、寛永14年、鍋島藩により
閉じられたと考えられる窯なので、
西暦になおすと、それらの出土品は、
1637年までに作られたことになるのですけど、
(有田焼、磁器のはじまりは1616年といわれています。)
400年のときを超え、いろいろにカタチを変えながらも、
同じこの土地に生きるひとの思い、
繋いで、紡いで、残してゆけたら、
それもロマンだな、っておもうのでした♪

・・苦手な歴史にがんばって挑んでみたので、
かなりわかりにくかったかもしれませんが、
ゴメンナサイ^^;です。


山茶花きょうも、きれいに開きました♪

きょうもお読みいただきありがとうございます。

by 幸麓窯
  


Posted by 幸麓窯 at 11:02Comments(0)有田のこと。

2011年10月22日

「伊万里」と有田。その弐

これまでに、
ざっと「初期伊万里」から
「古九谷様式」へと、
作品の様子が移り変わるところを
注目してみました。

ちなみに、
「古九谷」とか「藍久谷」とか
久谷という名がついて呼ばれる作品も、
実は有田の窯でつくられたものであって、
そのことの解説が多かったです。

(ほんとうの久谷で焼かれた焼き物は、
ゆっきちゃんがよく言っていた
「どきっとする」色の感じではなくて、
もっとやさしい色合いのようでした。)

有田に多数存在する古窯跡の
下の層から中間の層から・・
出土したものが
伝世品として大切にされてきて
作られた年代もわかっている作品と
照らし合わせて、
同じ形、文様であるから、
この窯のこの出土品は何年代の作品だろう。

・・と、推測してゆくのですね、
そのことを詳しく書かれていました。

窯の辻窯、ダンバギリ窯、猿川窯、
百間窯、天神森窯、山辺田窯、
小森谷窯、原明窯・・

なるほど、江戸から有田は
器づくりの土地だったのだな、と
感動すらおぼえます。

すでに長くなってしまいました(^^;
この本を眺めてみて、
個人的にいちばん印象に残ったことを、
あした書いてみようと思います。

きょうもお読みいただきありがとうございます。

p.s.きのうの大雨の雨粒を眺めていたら、
山茶花の花を見つけてしまいました!


雨粒をうけてしたを向いて落下しそう(笑)

ことしも可愛らしいです♪

by 幸麓窯  


Posted by 幸麓窯 at 12:57Comments(0)有田のこと。

2011年10月21日

「伊万里」と有田。

「伊万里」といわれる器たち、現在の伊万里でもつくられていますが、
有田でつくられた器たちも「伊万里」と呼ばれるのです。
江戸からはじまった磁器製作、伊万里湾から輸出されていたため、
「伊万里」という呼び名がついたのですね。

ざっと勉強したことによると、
江戸まえ、唐津にあった窯が領主波多氏の改易により廃止され、
そのあと現在の有田に唐津焼の窯が現れたそうです。

最初はもちろん、陶器がつくられていましたが、
秀吉の朝鮮出兵の際、強制的に連れてこられた陶工のひとり、
李参平氏による磁土の発見により、
磁器製作が始まります。

初期伊万里の図録を眺めていると、
きれいだな~・・と眺めるほどにうっとりします。

(有田には「九州陶磁文化館」という
りっぱな博物館が、ヨーロッパ並みの
入館無料という親切さなので存在するのですが、
地下にある柴田コレクションには
そんなうっとりがいっぱいです。)

ちなみに参考にしているのは、
『初期伊万里から古九谷様式』という小木一良氏によるものです。

解説はすべて「だろう」「間違いない」などの
推測形で書かれているので、
まるで推理小説。

こどもの頃、邪馬台国がどこにあるかを
推測したのを思い出します。

糸島か、奈良か。
どちらかだろう。。

文献をたどって、船で何日、歩いて何日、
こども時代のわたしの考察では、間違いなく奈良なんですけれど、
(気持ちとしてはもちろん糸島がよかったのですけど、どうしても行程が合わず。)いまなら、やっぱり糸島かな、と勝手に思ったり。

そんなこんなではっきりしない謎の考察なのですが、
物証や科学的調査で1650年代ごろの
「伊万里」の移り変わりを著者の視点で
おもいきり主観で書かれたわたしにとっては
たのしい読みもの。
素人によるこんな見方もありかなーと、おもったりしています。

うっとり関連で先日の花火を。



台風による延期、中止による季節外れの花火も、
やっとの好天に恵まれゆっくりとたのしめました♪

きょうもお読みいただきありがとうございます。


by 幸麓窯  


Posted by 幸麓窯 at 11:35Comments(0)有田のこと。

2011年10月16日

有田はおくんちです。

きょう、あす、有田はおくんちです。
そうです、あの、「にごみ」と「おこわ」の登場です。
じゃじゃん。
いつものように、ぬくもりのそば猪口で。


あずきと栗を入れて♪


にごみはお砂糖入り。とろんとろんに煮込んで(コチラ風にいえば、
いろんなものをいれてなんだかわからないくらいにベトベトに煮込みます)。

蒸したてのおこわです~♪
炊飯器にうつしたところ。


おいしいものがいただけるって、
しあわせですね~(^-^o)
秋の実りに感謝して、これからまた1年の
すてきな1年を祈りましょう~☆〃

きょうもお読みいただきありがとうございます。



by 幸麓窯  


Posted by 幸麓窯 at 18:28Comments(0)有田のこと。

2011年08月28日

その④有田「明治夢庵」さん。

さいごです・・☆写真いっぱい撮ったので載せたくて!^^
(バッテリー切れたのでここからは、普段使わないケータイで。)



暑くてのども乾きました。
有田町へ戻り、わたしのイチオシ☆「明治夢庵」さんへ。

ゆずの冷たいジュースと、
素材にもこだわられている手作りケーキをいただきました。

夢庵さんのケーキはこちら
すごーく、繊細なお味です。
わたしはここには載っていない、さつまいものケーキをいただきました。

ゆずジュースは、スプンで混ぜながら、
沈んでいるゆずをすくっていただくのです。
氷が溶ければジュースもおいしくいただけます。

しばらくのんびりして、
その後、ハウステンボスへ。

満開のひまわりがとてもきれい。
青空の背景がだんだんと暮れなずんできて、
ライトアップ。

ケータイからの動画です。



ひまわりのひとつひとつも、
それぞれに可愛くて、
個性があるなと、おもったり。

外国の花火シリーズ最終はドイツの花火。
終盤は、
まん丸でおおきな花火に歓声と拍手でした♪

ハウステンボスのある長崎県佐世保市をあとに、
佐賀のB級グルメでもある
シシリアンライスをいただいて、
家路につきました。

有田と佐世保は、
「県境」のバス停で結ばれる、
おとなりどうしの町なのです。



有田焼ミクロス&カフェ「明治夢庵」さん tel.0955(41)1505
(パーキングはお問い合わせください。)
4回にわたる夏のアルバム♪ご覧いただきありがとうございます。

幸麓窯HP(←「有田口コミ広場」に夢庵さん、載っています。)  


Posted by 幸麓窯 at 21:59Comments(4)有田のこと。

2011年07月23日

たのしい夏の夜。



近所の保育園の夏祭りでした♪

すべり込みセーフ、花火の終わりごろにたどり着き、
「もっとはやくくればよかったのに~」
と、言われました。

10年ぶりくらいに着る浴衣に手間取ったのでした・・。

ピンクの生地に、朝顔柄の浴衣。
保育園では先生たちみんな浴衣を着るということでしたので、
よし、着よう♪と、意気込んだのでした。

ぽーんと上がる花火を
みんなと一緒に見上げながら、
最後の花火に手をたたき、
解散!

「たしろせんせい!」
って、暗がりの中で
子どもたちから見つけられたりすると、
すごくうれしいですね。

そういうわけで、しあわせ~な時間でした。

最後にみんなで後片付けをして、
先生たちはお楽しみ☆コース。
わたしは
おまんじゅうやら
いろいろをいただいて、
「また~^^」

うちにたどり着くと、
イカのお刺身やらおいしいものが
並んでいました。

たのしいなー。

あしたは、有田町の夏祭りです。

また、花火がぽーん、と夜空にあがることでしょう。

いて座のアンタレスを久しぶりに見つけました。

夜空にしあわせいっぱい映ってるみたいな夜でした。

きょうもお読みいただきありがとうございます。

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Posted by 幸麓窯 at 22:36Comments(4)有田のこと。