久しぶりにろくろのこと。

幸麓窯

2010年07月21日 10:09

きのうは梅雨が明けてからはじめての
ご来店をいただきました!
有田ののどかな青空と白い雲、
そしてひろがるみどり・・を
お楽しみいただけたかな~?
と、少しだけ田舎をうれしく思ったり。

雨の激しいあいだは、
ろくろ場への往来のことなどもあり、
ちょっと一休みしてしまっていたろくろ修行。

そろそろ、
カタチよくできたお茶碗は、
そのまんまとっておいて、
今度は
「削り」を練習しなくちゃです。

「削り」とは、
カナという専用の刃物で、
ろくろで作ったあと水分が乾いてから、
お茶碗の高台を作ったり、
お茶碗の丸みを薄くきれいに仕上げるための、
大切な工程です。

パリン、パリン、とこれまた
よく割ってしまう。

削るときも、
芯だし(中心をきれいに回すこと)
しながらなのですが、
力の入れ加減でぐらっぐらっと
すぐ歪んだりして、
たいへん!

がんばらなくっちゃ~☆
訓練時代のように、
そばでほめてくれる人は誰もいないので、
じぶんで、
「すごい、上達しちょる、
完璧!立派!」・・と、
鼓舞しています。
(職人は職人の仕事に没頭しておりますので。)

晩ごはん。なんとなくハワイアン♪
鶏もも肉林檎ソース仕立て青梗菜炒めと一緒。



夕日が似合いそうなひと皿です。
夏の夕暮れはきれいですね。

今日もお読みいただきありがとうございます。

幸麓窯「日だまり便り」

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