2012年08月08日
夏のご挨拶と秋のお知らせ。
幸麓窯よりみなさまへ夏のご挨拶
いつも当窯をご愛顧いただき誠にありがとうございます。
きょうは、みなさまへ、特別なお知らせのお便りを差し上げます。
かねてより、インターネット上ではたびたび話題にしています、有田泉山磁石を原料にしての器の作品展を、この秋、福岡市南区中尾にある、アトリエ「宿根草.」さんにて開催することになりました。…9/22(土)~10/21(日)のあいだの開催予定です。
作品の一部は、春の陶器市でも展示していましたので、すでにご覧いただいたお客さまもいらっしゃることかとおもいます。
陶器市以降も、通常の器づくりと並行し、絵具や釉薬も研究しながら、泉山作品の仲間も増えているところです。失敗しながらも、新しい発見がある、ものづくりならではの仕事を日々たのしんでいます。
ここで泉山について、短く解説を添えます。
泉山とは約400年前、日本で初めて発見された、磁器鉱のある有田の地名。鍋島藩時代を終え、明治以降、他産地の陶石を自由に使用できるようになり、扱い辛い泉山陶石は次第に敬遠され、もっと古い地層でこなされた、熊本、天草陶石が使用されるようになりました。
それでも有田の原点は泉山にあり。
泉山磁土研究会などの活動を経て、2008年には春の陶器市で、泉山を原料にした作品を発表することができました。(ひねり小皿です。)
そして今回、完全に泉山陶土100%使用の作品作りに成功しました。
実際、手にお取りいただくと、懐かしい素朴さが伝わってくるものと思います。作品展では、泉山作品の出来上がるまでの工程も紹介します、ぜひ、お気軽に遊びにおいでください。
アトリエ宿根草.を主宰される梅崎宏美さんは、季節感や伝統を大切にした、生活・テーブルコーディネイターであり、ガラス、土、布、その他さまざまの分野で活躍のアーチストを訪ねながら作品を探し、大胆な発想と繊細な感性で、心地よい空間を創りあげる、話題も豊富な素敵な方です。
詳細につきましては、9月の半ばごろまでに、再度ご案内させていただきます。
暑い夏ではありますが、熱中症にはくれぐれもお気をつけになり、ご自愛のうえよい夏をお過ごしになられますよう、お祈り申し上げます。
平成24年8月8日
幸麓窯
いつも当窯をご愛顧いただき誠にありがとうございます。
きょうは、みなさまへ、特別なお知らせのお便りを差し上げます。
かねてより、インターネット上ではたびたび話題にしています、有田泉山磁石を原料にしての器の作品展を、この秋、福岡市南区中尾にある、アトリエ「宿根草.」さんにて開催することになりました。…9/22(土)~10/21(日)のあいだの開催予定です。
作品の一部は、春の陶器市でも展示していましたので、すでにご覧いただいたお客さまもいらっしゃることかとおもいます。
陶器市以降も、通常の器づくりと並行し、絵具や釉薬も研究しながら、泉山作品の仲間も増えているところです。失敗しながらも、新しい発見がある、ものづくりならではの仕事を日々たのしんでいます。
ここで泉山について、短く解説を添えます。
泉山とは約400年前、日本で初めて発見された、磁器鉱のある有田の地名。鍋島藩時代を終え、明治以降、他産地の陶石を自由に使用できるようになり、扱い辛い泉山陶石は次第に敬遠され、もっと古い地層でこなされた、熊本、天草陶石が使用されるようになりました。
それでも有田の原点は泉山にあり。
泉山磁土研究会などの活動を経て、2008年には春の陶器市で、泉山を原料にした作品を発表することができました。(ひねり小皿です。)
そして今回、完全に泉山陶土100%使用の作品作りに成功しました。
実際、手にお取りいただくと、懐かしい素朴さが伝わってくるものと思います。作品展では、泉山作品の出来上がるまでの工程も紹介します、ぜひ、お気軽に遊びにおいでください。
アトリエ宿根草.を主宰される梅崎宏美さんは、季節感や伝統を大切にした、生活・テーブルコーディネイターであり、ガラス、土、布、その他さまざまの分野で活躍のアーチストを訪ねながら作品を探し、大胆な発想と繊細な感性で、心地よい空間を創りあげる、話題も豊富な素敵な方です。
詳細につきましては、9月の半ばごろまでに、再度ご案内させていただきます。
暑い夏ではありますが、熱中症にはくれぐれもお気をつけになり、ご自愛のうえよい夏をお過ごしになられますよう、お祈り申し上げます。
平成24年8月8日
幸麓窯
Posted by 幸麓窯 at 21:08│Comments(0)
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