2012年03月05日

「izumiyama」作品展 はじめの一歩♪

おかげさまで充実の2日間でした。

お客さまと直接お会いできるのは、
ほんとうにうれしくありがたいこと。

有田を訪れてくださる方々と、
いろいろの、一期一会。
もちろん、またの再会があれば
なお、うれしい。

わたしたち「如泉会」の、
有田泉山磁土のみを使用して
器づくりに取り組む活動を、
ご存じでない方のほうが
ほとんどでしたので、

このたびは発表の場を設け、
お茶をお出しし
ふだんの会話をすることが
おもでしたが、

「こんな感じが好きなのよ」
という方にご購入いただいたり、
「おばあちゃんのうちみたい」
という表現をされるお客さまが
いらしたり、

ちょっと和みの空間を、
izumiyamaの器たちで
創りあげることができたことが、
なによりの成果でした。

それでは、
お店の風景をご紹介いたします。
どうぞご覧くださいませ。

「izumiyama」作品展 はじめの一歩♪
このような、ほんとうに古(いにしえ)に
中国から輸入された器に影響され、
作られたような存在感ある焼き物も
多く焼成することができました。

「izumiyama」作品展 はじめの一歩♪
手に取ると、不純物がくっついたつぶつぶ感、
手作りならではのちょっとした歪みも
温かな表情として、感じ取ることができます。
有田焼といえば、真っ白でなめらかで美しい。
そんなイメージとはまたひと味違う、
素朴な有田焼の顔です。

「izumiyama」作品展 はじめの一歩♪
火鉢で暖をとっていただき、お茶とともに
くつろぎのひとときをご提供できることは
ほんとうにうれしいこと。

「izumiyama」作品展 はじめの一歩♪
取り組みのすべての工程をパワーポイントに編集、
わたしたち自身がさまざまなことを勉強する
よい機会でもありました。

「izumiyama」作品展 はじめの一歩♪
窓辺のテーブルは、izumiyamaの丸湯呑に活けた
バラたちに癒されるひとときを演出してくれました。

「izumiyama」作品展 はじめの一歩♪
外から中をのぞくと、こんな。

「izumiyama」作品展 はじめの一歩♪
天草陶土による器もちょっとだけ。
天草も泉山も、どちらもそれぞれの魅力。

このように、
拙いながらのはじめの一歩。
踏み出せたことに、
ご協力をいただいたすべてのみなさまへ、
心からの感謝を込め、
ありがとうございます。

2日間だけの小さな発表会の場に、
足を運んでくださったみなさま、
応援してくださったみなさまへ、
心からのお礼を込めて。

今後もこの、有田泉山磁土による、
素朴な風合いの有田焼の魅力を
お伝えしてゆくことに、
力を注いでまいりたいと
如泉会一同、決意を新たにいたしましたところです。

今日は長い文章になってしまいましたが、
最後までお読みいただきありがとうございます。


by 幸麓窯



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この記事へのコメント
お疲れ様でした。
人と接して、生のお声を聴ける場って素敵ですね~。
火鉢を前にゆっくり語れた事でしょう。生活に欠かす事の出来ない器がこんなにも、表情があって、イメージ出来るって夢があるなぁぁ~。
Posted by さんさん at 2012年03月11日 10:29
さんさんへ

ありがとうございます。
そうですよね、お皿とかお碗って、
なかのお料理も大切だけど、
たのしむことができるのは、
ひとの特権ですもんね☆
Posted by 幸麓窯 at 2012年03月12日 14:22
 
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